今週(2~6日)の株式相場は上値が重い展開か。6日に10月の米雇用統計を控え、積極的に上値を追いにくい。短期的な過熱感もある。4~9月期の決算発表が本格化する中、個別株の選別が中心になりそうだ。
先週の日経平均株価はじりじりと上値を切り上げ、10月30日に約2カ月ぶりに1万9000円台を回復した。政府の経済対策への期待が高まった。月末時点の運用成績を良く見せるための買いも株価を押し上げた。
ただ一段の上昇には材料不足だ。米景気を占う重要指標の発表があるほか、高いほど相場の過熱を示す東証1部の騰落レシオ(25日平均)は8カ月ぶり高水準。海外市場では日経平均先物が1万9000円を割った。
週後半にかけトヨタ自動車やダイキン工業などの決算発表がある。海外景気への不安があるだけに好決算となれば買い安心感につながる。4日の日本郵政グループ3社の新規上場への関心も高い。「初値形成後も株価が堅調に推移すれば投資家心理を好転させる」との声が多い。