今週の見通し・為替 円、底堅い値動きに

 外国為替市場で円相場は底堅い展開か。日銀は10月30日の金融政策決定会合で追加金融緩和を見送った。黒田東彦総裁が物価の基調に強気の発言を繰り返したことで市場の一部で出ていた早期追加緩和観測が後退。1ドル=121円台半ばでは円買い・ドル売りが出やすい地合いになりそうだ。

 焦点は米労働省が6日に発表する10月の米雇用統計だ。米連邦準備理事会(FRB)は10月28日に公表した声明文で12月利上げの可能性を残した。非農業部門の雇用者数や失業率などに改善がみられれば12月利上げ観測が広がり、円安・ドル高に弾みがつくとの声もある。