ECBのQE開始は不可避、月額500億ユーロが適切-BNP

  11月12日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は早急に量的緩和(QE)プログラムを開始するべきだと、BNPパリバの市場経済グローバル責任者、ポール・モーティマーリー氏が12日のリポートで指摘した。

同氏はECBが国債を購入するべきだとし、規模は月々500億ユーロ(約6兆7000億円)が適切との見方を示した。同氏はまた、ECBが量的緩和に踏み込む前に、他の手段を使い尽くすと考えている。他の手段としてはリファイナンスオペの最低応札金利を0.25%からさらに引き下げることや、中銀預金金利をマイナスにすること、フォワドガイダンス(時間軸政策)を強化することなどが考えられるという。

同氏は一方、政策委員会内のタカ派は最悪の事態が迫るまではそのような措置に同意しないだろうと予想。ドラギ総裁は辞任覚悟で行動しなければ、日本の教訓を学ばざるを得なくなるかもしれないと書いている。

デフレは真のリスクであり、いったん現実化すれば反転させることは恐らく不可能だとし、消費者物価の上昇率が高まるとECBが期待しているのなら「とてつもないギャンブル」だと指摘した。