[ブリュッセル 27日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳会議は27日、若者の失業対策に総額80億ユーロを充てることに合意した。若者の失業率は、ギリシャとスペインで60%前後、イタリアとポルトガルでも40%を越えている。15─24歳の失業者は600万人近くに達しており、「失われた世代」とも呼ばれている。
対策予算は2月時点の60億ユーロから80億ユーロに増額された。新卒・失業から4カ月以内の若者に職を斡旋したり、職業訓練や見習いを支援する。期間は来年から7年間。最初の2年間に予算を重点配分する。
エコノミストは、今回の対策について、対外的な宣伝にすぎないと批判。首脳からも、加盟各国が対策を講じなければ、効果は薄いとの声が出ている。