ロイター調査:米FRB議長の後任、イエレン副議長との予想が圧倒的

[ワシントン 12日 ロイター] - ロイターが実施したエコノミスト調査によると、来年2月に任期の切れるバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の後任は、イエレン副議長が最有力候補とみられている。

調査では、エコノミスト44人中40人がイエレン副議長の議長就任を予想し、他の候補者を圧倒する結果となった。

同副議長の指名を支持すると回答したのは38人中23人だった。

イエレン氏は2010年から副議長を務めている。FRB内ではハト派としてみられており、バーナンキ議長の下で成長支援と雇用促進に向けた積極的な緩和措置を強く支持している。

野村のエコノミスト、エレン・ゼントナー氏は、オバマ大統領がイエレン副議長を指名すれば、女性議長を指名した初めての大統領となり、オバマ氏にとっても誇れる業績になるとの見方を示した。

バーナンキ議長は3期目続投について明言しておらず、来年2月で退任するとの観測を否定もしていない。

調査では、議長の続投を予想したのは3人のみで、1人はスタインFRB理事の就任を予想した。

後任候補にはほかに、サマーズ前米国家経済会議(NEC)委員長、ガイトナー前財務長官、ファーガソンFRB副議長らの名前が上がっている。これら候補の議長就任を予想する声はなかったものの、エコノミスト2人がサマーズ氏を、1人がファーガソン氏の指名が理想的だと答えた。