U-22日本がメキシコ撃破 小川航同点弾「反骨心だけ」

 サッカー・トゥーロン国際大会準決勝(12日、フランス・オバーニュ)東京五輪世代のU-22(22歳以下)代表で臨んでいる日本はメキシコとの2-2からのPK戦を5-4で制し、初の決勝進出を果たした。準決勝のもう1試合はブラジルがアイルランドを2-0で下し、日本は15日の決勝でブラジルと対戦する。

 東京五輪のエース候補が終了間際の同点ゴールでチームを救った。21歳のFW小川航(磐田)は1番手を任されたPK戦でも決め、日本を初の決勝進出に導いた。南米選手権の代表に選ばれた18歳のMF久保(FC東京)らを念頭に「同世代でもフル代表に入ったり海外に出たり…すごく悔しい思いがあり、反骨心だけでやっていると言ってもいい」。久々に存在価値を証明したFWが決勝でも輝きを放つ。