仏トゥーロン国際は東京五輪の主役候補FW小川航基に注目

6月1日にフランスで開幕する「トゥーロン国際大会」(決勝=15日)に出場するU-23(23歳以下)日本代表メンバーが17日、発表された。

 同時期にUー20(20歳以下)W杯、キリンチャレンジ杯、ブラジルでコパ・アメリカなどが開催されるので「森保監督も選手を集めるのにひと苦労。そもそも現地フランスでさい配をふるうのは横内コーチ。森保監督はコパに参戦するA代表を指揮する」(サッカー関係者)。そういった状況の中、大きな期待を集めているのが磐田FW小川航基(21=写真)だ。

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「神奈川・桐光学園時代からオールラウンダー系のストライカーとして注目され、J磐田でも結果を残して17年Uー20W杯に出場したが、2試合目に左ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負った。コンディションを戻し、2020年東京五輪のエース候補としてフランスでどんなプレーを見せてくれるのか? 身長186㌢のフィジカルを生
かしたポストプレー、DFの背後を突くスピード、決定力の高さなどストライカーに求められる資質の多くの兼ね備えているFW小川は要注目です」

 初戦は6月1日午後10時5分キックオフのイングランドであるーー。