【市況】<マ-ケット日報> 2018年11月13日

 13日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比459円安の2万1810円で今月1日以来の安値となった。取引時間中は2万1484円(785円安)まで売り込まれるなど米ハイテク株安に敏感に反応してしまった。後場は日銀によるETF買い入れ期待や中国株の上昇で下げ幅を縮小させたが、市場にはなおハイボラティリティ(高変動率)の影響が残っており不安定な動きが続きそうだ。

 昨日の米国市場はアップル株急落が全体相場に波及しダウ平均が大幅続落した。下げ幅は600ドルを超え米中間選挙前後で上げた分の大半を吐き出す格好となった。この日はゴールドマンがマレーシア系ファンドの巨額流用問題に関わったとして同社株も急落。アップルと並び2社でダウ平均を180ドル以上押し下げることとなった。

 さて、東京市場はアップルのスマホ「iPhone」の販売減ショックを受けて朝からほぼ全面安の展開に。アップルに部品を供給しているTDK <6762> 、太陽誘電 <6976> 、アルプス <6770> など電子部品株が軒並み売られてしまった。10月の工作機械受注が23カ月ぶりに減少したことも響き機械株も下落。主力製造業の下げが投資家心理を圧迫した。後場からは円相場や中国株の動きに支えられ下げ幅を縮小したが、先行き不透明感が払拭できない状態では戻りも限定的にならざるを得ない。チャート上では先の8日の高値(2万2583円)が目先的な天井となった感がある。(ストック・データバンク 編集部)