◇日経平均の24000円到達で達成感は想定内:見通し/先物OP市場ウォッチ

日経平均の24000円到達で達成感は想定内:見通し/先物OP市場ウォッチ

26日の大引けの225先物は前日の終値比260円高の24000円と反発し、24000円台を回復
して終了した。高値は24030円、安値は23820円で、上下レンジは210円。米国株式相場
は下落。ダウ平均は106.93ドル安の26385.28、ナスダックは17.10ポイント安の7990.3
7で取引を終了した。米中貿易摩擦への懸念が広がるなか、FOMCの追加利上げを確実視
する見方が優勢となり、買いが先行。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引
き上げられた。貿易摩擦問題の長期化でも景気判断は変わらず、12月の利上げ可能性
が高まった。しかし、金融政策については「緩和的」という表現が声明文から削除さ
れ、当局による利上げ方針が終了間近であるとの見方から長期金利が低下。金融セク
ターに売りが広がり、引けにかけて下落する展開となった。

225ナイトセッションの終値は日中終値比130円安の23870円。円相場は1ドル112円70銭
台、1ユーロ132円40銭台で推移(7時45分時点)。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1
20円安の23880円だった。FOMCで「緩和的」という表現が声明文から削除されたことが
米金融株の下げにつながったが、12月の利上げ、来年は3回の利上げが市場のコンセン
サスとなっており、これを踏まえての「緩和的」という表現の削除とみられ、やや過
剰な反応とみられる。米株安の流れを受けて売りが先行しようが、日経平均の24000円
到達で達成感は想定内であり、その後は底堅さが意識されることが期待される。上値
メドは24050円、下値メドは23800円。

本日27日のドル・円は、主に112円台後半で推移か。米連邦公開市場委員会FOMC)は
2020年にかけて政策金利の引き上げを計画しており、リスク回避的なドル売り・円買
いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。今回公表された米FOM予測では、政策
金利見通しは6月時点の予想と変わらず、2020年にかけて3%台半ば近辺まで上昇する
と想定している。2019年と2020年のコアPCEの見通しも前回予想と変わっていない。ま
た、今回のFOMC声明には「金融政策の運営姿勢は引き続き緩和的」との文言が含まれ
ていなかったことから、市場関係者の間では「政策金利は中立的な水準に到達しつつ
ある」との見方が広がっている。ただし、市場関係者の一部は今回のFOMC予測で、コ
アインフレ率の加速が想定されていないことに着目し、「2020年まで利上げが継続さ
れることは難しい」、「インフレ加速を示唆する経済指標が提示されない場合、米国
金利の先高観は後退し、ドルの上値は重くなるのではないか?」と指摘している。
《HT》