楽天・松井裕樹投手(22)が25日、楽天生命パークの室内練習場で自主トレを公開した。捕手を立たせたままブルペンで28球を投げ込むなど、順調な仕上がりぶりを披露。抑え転向4年目となる若き守護神は、自主トレをともにしたヤンキース・田中将大投手(29)からの助言を胸に“ポーカーフェース化”することも誓った。
鋭いまなざしで、一心不乱にボールを投げ込んだ。ブルペンに立った松井は、捕手を立たせたまま28球の投球練習。「(長坂ブルペン捕手に)昨年のこの時期よりはいいと言ってもらった。調整段階としては、まずまず来ていると思う。現状では満足しています」とうなずいた。
心の変化が今季のテーマ。自主トレをともにした田中にはマウンド上での心境について、何度も質問した。その答えが、胸に響いた。
田中「基本的には投手が有利。バッターは3割打てば成功。バッターや状況は関係なくフラットな状態でボールを握った方がいい」
昨季、3勝3敗33セーブ、防御率1・20と申し分ない成績を残したが、打ち込まれた試合は、マウンドでガックリとして顔に出ることも多かった。松井自身も理解しており「マウンドで波がある。抑えでチームの最後を任されているので、チームメートを不安にさせるような顔をしないように」と、ポーカーフェース化を目指す考えを明かした。
心の状態を整えるために、日常生活からも気をかける。昨年10月から退寮して、一人暮らしを開始。帰宅時間を予想してエアコンのタイマーを設置し、自炊する朝食も、豚汁や炊き込みご飯を数日分作り置きするなど、ストレスの少ない生活を心がけ「イライラしないようにするために、そういう地道なことからつながるかなと思う」と説明した。
全てはチームの優勝のため。「ケガしないように全員が体調管理に気を配ればいい戦いはできると思う。絶対に優勝したい」と自信をのぞかせていた。