今週(24~27日)の日経平均株価は戻りを試す展開か。米利上げ観測による円安・ドル高傾向や、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和期待を受けて、外国人投資家が再び日本株を買い始めている。米国の経済指標などをにらみながら、2万円台回復を探る1週間になりそうだ。
前週の日経平均は20日まで4日続伸し、8月以来の高値圏にある。外国人による株価指数先物の大口買いが相場全体を押し上げ、週後半には一時、1万9900円台をつける場面もあった。
今週は国内で重要なイベントはなく、米経済統計の発表に注目が集まりそうだ。24日の国内総生産(GDP)改定値に加え、消費関連の指標も公表される。「市場予想を大きく下回る数字が出なければ、12月利上げの見方が強まり、日本株にはプラス」(東海東京証券の太井正人氏)との声があった。
もっとも東証1部の騰落レシオ(25日平均)が120%を超えるなど、相場の過熱感を示す指標も出始めた。上値は徐々に重くなりそうだ。