三菱UFJが通期予想を上方修正、対顧客部門に手応え

イメージ 1

[東京 14日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>は14日、2014年3月期の連結当期利益予想を前年比6.7%増の9100億円に上方修正した。従来予想の7600億円に比べ、19.7%増える。市場部門は落ち込んでいるが、対顧客部門で一部補うとともにクレジットコストの低下や株式等損益の好調だった上期決算を反映させた。

2013年4―9月期の連結当期利益は前年同期比82.5%増の5302億円になった。通期予想に対する進ちょく率は58.2%。

連結業務粗利益は前年同期比0.7%増の1兆8316億円、連結業務純益は同11.2%減の8171億円となった。前年に好調だった国債ディーリング益は約2000億円減益。しかし、リテールや法人、国際部門などの対顧客部門は1300億円の増益となり、一部打ち返した。

会見した平野信行社長は「顧客部門の強化を掲げてきたが、手応えを感じている」と語った。

景気回復と株高により、クレジットコストは前年同期比880億円改善の257億円の戻り益、株式等関係損益は同2170億円改善の434億円の利益となり、当期利益の大幅増益を支えた。

通期当期利益予想は、トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト16人の予測平均値8362億円を8.8%上回っている。